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『ハンコック』をMOVIXさいたまで観る。
『ハンコック』を観て思ったことがある。最近アメコミの映画化がものすごく多いが、勧善懲悪の単純な図式で描かれるいい者と悪者の戦いが成立しなくなった時代で、アメコミの映画化は勧善懲悪パターンを今の時代に成立させることができるから流行ったのではないか。しかしアメコミすらも、『スパイダーマン』や『バットマン』のような悩めるヒーローに主流を奪われてきている。単純なヒーローものは今の時代にはやっぱり成立しにくいのかもしれない。いくらアメコミのヒーローだからと納得はできるが、観ているときにはスカッとしてもそれで終ってしまう。
『ハンコック』はその悩めるヒーローの苦悩を真っ向からテーマにしてしまった映画だ。いや、ハンコックのダメさ加減は、ヒーローと言っていいのかすらわからない。しかもヒーローに不可欠な強力な敵もいない。だからむしろ、ヒーローなんて成立しないことをヒーロー映画の背景で描いてしまったといったほうがいいのかもしれない。
つまり『ハンコック』はヒーローものの背景を使った、全く別の物語だといえる。ある意味、作られるべくして作られた映画なのだと思う。そして。もしかしたら、こんなヒーローの苦悩の物語は今後もどんどん作られていくのかもしれない。
なんだかカタルシスのない映画みたいだけれど、いわゆるヒーローものの爽快感はないが、とりあえず結末には爽快感はあるとだけ言っておこう。あと、怪獣もいないのにウルトラマン並みに街を破壊してしまうのが逆にカタルシスだったりして。
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読書
52.『孤独の発明』(ポール・オースター 新潮文庫)(継続)
55.『悪夢のエレベーター』(木下半太 幻冬舎文庫)
56.『潜水服は蝶の夢を見る』(ジャン=ドミニック・ボビー 講談社)
57.『荒野』(桜庭一樹 文藝春秋)
映画(劇場)
30.『イノセンス』
31.『ハプニング』
32.『スカイ・クロラ』
33.『ドラゴン・キングダム』
34.『近距離恋愛』
35.『ダークナイト』
36.『アクロス・ザ・ユニバース』
37.『ベガスの恋に勝つルール』
38.『西の魔女が死んだ』
39.『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
40.『きみの友だち』
41.『クローン・ウォーズ』
42.『敵こそ、わが友』
43.『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』
映画(DVD等)
14.『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
15.『鉄コン筋クリート』
ライヴ
6.架空楽団 結成30周年記念ライブ @渋谷O-WEST
テレビドラマ
・「篤姫」
・「ほんとにあった怖い話 傑作選」
テレビアニメ
・「二十面相の娘」15〜18
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『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』をMOVIXさいたまで観る。
シリーズ前2作はテレビでなんとなく見ているが、全部通して観たことがない。でもこの手の冒険映画で、しかも今度は中国が舞台というのでほとんど前作の知識とか関係ないだろうと思って観にいく。予想通り、おなじみのキャラらしい人物が何人かいたので、知っていればニヤリとできるようなシリーズファン向けサービス的なものはあったようだけど、別に知らなくても問題なかった。
中華街での派手なカーチェイスとか面白かったが、笑わせるところだと思うのだがどうもいま一つ物足りない。途中説明的な感じがしてしまうのと、単調な感じがしてしまって、エンターテイメントを観ているのに眠くなりそうになった。このシリーズ、相性が悪いのかも。
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『荒野』(桜庭一樹 文藝春秋)を読んだ。
三部構成だが、第一部と第二部は『荒野の恋』として既に出版されたものを加筆修正したものらしい。そして第三部が書き下ろし。
荒野とは主人公の名前で、山野内荒野がまだ恋とは何かわからないところから、最後第三部の終わりには自分の中の女を意識して終わるという、山野内荒野の恋の物語。とても面白かった。
荒野の父親は山野内正慶という小説家で、女を作ってはその女のことを小説に書いている。その父が結婚した相手の連れ子が荒野が初めて恋を意識する相手である。荒野自身の恋のほかに、江里華と麻美という友達の恋、父親と愛人などの話があって、荒野の恋が浮かび上がってくる。まだ続きが読めるのなら、この後の荒野がどうなるのか読んでみたい。
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『敵こそ、わが友 〜戦犯クラウス・パルビーの3つの人生〜』を銀座テアトルシネマで観る。
「元ナチスの男は、なぜ裁かれることなく、長年自由の身でいられたのか。その謎から戦後史の裏側を暴く、衝撃のドキュメンタリー!」。戦後民主主義の功罪が描かれ、そうなのかと興味深く観ていたが、体調のせいか最近この手の作品をあまり観ていなかったせいか、途中からものすごく眠くなって苦労しながら観る。目まぐるしく変わる写真と字幕が多いのが眠気を誘ったのかも。
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